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人類と原子力は共存できるのか

  • 2015年11月9日
  • 読了時間: 1分

 原子力規制委員会は、高速増殖炉「もんじゅ」の廃炉の方針を固めたようだ。「もんじゅ」が廃止されれば、日本の高速増殖炉計画はストップし、完全にプルトニウム利用計画そのものも頓挫してしまう。実証炉として福井県敦賀市に建設された「もんじゅ」はこうして一度も実用化されることなく廃止されようとしている。1兆円の無駄遣いである。そして、これからも廃炉に向けた長い期間、巨額の無意味な費用をつぎ込まなければならないのだ。このつけを政府はまた、国民に押し付けようとするのだ。

 日本はいまや国内外に47トンものプルトニウムを保有している。全量を核兵器級のプルトニウムに転用できないにしても、長崎型の原子爆弾6千発ほどの量なのだ。これは地球上の全人類はおろか、あらゆる生物を殺傷し尽くすにあまりある量なのだ。しかも、半減期は2万4千年という気の遠くなるほど長いのである。

 天然には地球上に全くといっていいほど存在しないこのプルトニウムのことを考えただけで、原発の使用済み核燃料を再処理して回収したこの超悪魔の放射能をもつ元素と人類が共存できないのは明らかだ。このプルトニウムを核兵器以外に平和的に使用する方法があったら教えてもらいたいものだ。


 
 
 

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