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子や孫、子々孫々に放射能の危険を残さない

  • 2014年8月18日
  • 読了時間: 2分

 私は子や孫たちに財産を残すことはできません。できれば、安心・安全なふるさとを残してやりたいと考えています。戦争や放射能の危険のないふるさとをです。

 戦争については、私たちがあれほど反対したのに、政府は7月に集団的自衛権行使容認を閣議決定し、憲法9条の戦争放棄を実質上かなぐり捨てて、戦争ができる国へと方向転換をしてしまいました。先の大戦で日本は2百数10万人の戦死者を出し、広島・長崎に原爆を投下され数10万人の犠牲者をうみ、今なお原爆症で苦しむ被曝者がいます。また、空襲でも20数万人の国民が犠牲になり、青森空襲では千人を超す犠牲者がでたことは記録に残っています。

 青森市は六ヶ所村と最短で60キロの位置にあります。六ヶ所村には、核燃料サイクル施設のなかではもっとも放射能の外部放出が問題となる再処理工場が現在、原子力規制委員会で安全適合審査を申請中ですが、再処理工場には3000トンの使用済み核燃料がすでに再処理を待ち、プールで冷却貯蔵されています。

 六ヶ所の使用済み燃料3000トンには長崎型原爆2200発分の核分裂性プルトニウムが含まれているといわれます。万が一、福島第一原発の4号炉のような水素爆発事故が、地震・津波はたまたミサイル投下によって引き起こされれば、放射能による災害は青森市にも及ぶことは、福島第一原発から50キロ離れた飯舘村の現状(放射能汚染がひどく、いまなお全村避難中)をみてもあきらかです。

 日本が原発の使用済み燃料の再処理によってプルトニウムを回収して、それを核燃料として原発で再利用する核燃料サイクル計画が暗礁に乗り上げている現在、六ヶ所村で貯蔵されている3000トンの使用済み燃料は速やかに発生源である各原発に還すべきだと考えます。

 青森市は対岸23キロに建設中の下北の大間原発の建設差し止めの行政訴訟を行っている函館市に学び、子々孫々に放射能の危険を残さないための行動が必要となっています。


 
 
 

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